紫外線ライト
紫外線を発生するための蛍光管です。カメは成長するために紫外線を必要とします。紫外線を受けて体内にビタミンD3を生成するためです。
ビタミンD3が不足するとカルシウムの吸収が阻害され、甲羅や骨に異常をきたします。本当は毎日外で日光浴(甲羅干し)をさせたいところですが、冬場など季節によっては不可能です。やはり紫外線灯は必須です。
各メーカーから様々な製品が販売されています。
紫外線
紫外線にはUVA・UVB・UVCの3種類あります。
生物の成長に必要なのはUVBです。ペット用の紫外線ライトはUVBを照射します。
UVBはプラスチックやガラスを通過しません。ライトの光は直接当てるようにします。
問題はUVBの照射量と紫外線ライトからの距離です。
照射量は製品によってまったく異なります。照射量の多い製品を選びますが、UVB照射量が多いものほど光量が下がります。
このことからUVB照射量の多い蛍光灯とUVB照射量が少なく光量の多い蛍光灯の二本をセットで使用するのが一般的です。
ライトから離れれば離れるほど紫外線量は減っていきます。45センチ以上は離れないよう気をつけます。
オススメの紫外線ライト
我が家では、「レプティ サン」を使用しています。
現在販売されている紫外線灯の中ではもっともUVB照射量が多いといわれています。
なかなか、効果の程はわかりませんが、ひとまずカメは順調に成長してくれています。
ソケット
ライトを設置するためのソケットも当然必要になります。
熱帯魚用のソケットがよく使われています。値段も安くケージに設置しやすいのでオススメです。なるべく2灯タイプのものを選んだほうが使い勝手がよいです。
2灯式の場合、ひとつは紫外線灯、もうひとつは普通の蛍光灯を使用します。
あると便利なもの
時間になると自動でオン、オフをしてくれるタイマーがあると便利です。
ライトは自然を再現するため朝つけて夜消しますが、うっかり忘れてしまったり、帰りが遅くなったりすることがあるものです。
デジタル制御の製品が正確でオススメです。電源を抜いても一定時間はちゃんと設定を記憶してくれます。